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白神山地|東北観光ガイド
総面積約13万ヘクタールにもおよぶ白神山地には、約1万7000ヘクタールものブナ原生林が広がっています。これは日本はもとより、世界でも最大級のブナ原生林で、貴重な動植物が分布する特異な生態系の価値が認められ1993年12月、日本初の世界自然遺産に登録されました。
- 約8500年前から変わらぬ姿の白神山地
- 世界遺産の森を育てるブナの木
- 比較的まっすぐ背が高く伸びているのが特徴の白神山地のブナ。ブナの実や葉が、森や動植物を育てています。
- アクアグリーンビレッジANMON
- 白神山地のブナの森探勝の基地。レストラン、コテージ、温泉露天風呂など、多彩な施設が揃っています。
- 暗門の滝・第三の滝
- 遊歩道・暗門の滝コースで最初に出合う落差26mの滝。峻険な岩壁から豪快に流れ落ちています。
- ブナ林
- 白神山地の奥深いブナ林に整備された散策道は、積み重なった落ち葉が腐葉土となり、歩くとふかふかです。
- 暗門の滝・第2の滝
- 遊歩道・暗門の滝コースの2番目にある落差37mの滝。深い木々に覆われ、神秘的な雰囲気を漂わせています。
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- ブナの森を歩く暗門の滝コース
- 暗門の滝は、岩木川最上流部の深い森と谷に包まれた、白神山地でも有名な名勝地。ブナや松などの老 樹が生い茂る渓流沿いの遊歩道を登り、3つの滝を目指します。夏は一面に立ち込める滝のしぶきを浴びてリフレッシュ。紅葉が清流を染め上げる秋もおすすめです。
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- 白神山地ハイキングでのマナー
- ゴミを捨てないのは当たり前のこと。必ず持ち帰りましょう。もちろんタバコの投げ捨ても厳禁。また動植物を採取しないように。生態系はいったんバランスが崩れると、元には戻りません。
- スタート〜ゴール間を歩いた場合の当社基準による難易度
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- ・難易度:
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- ハイキング初級(第3の滝まで)
- ハイキング中級(第1の滝まで)
- ・標高差:
- 約150m以内
- ・実歩行時間:
- 約2時間30分
- ・歩行距離:
- 約5.6km
※第3の滝より先に行かれる方は必ず国内旅行傷害保険にご加入ください。
- 湖沼群を歩く十二湖コース
- 白神山地のもうひとつの見どころともいえる十二湖は、鬱蒼としたブナの原生林の中に、宝石のように輝いている30以上の湖沼群。なかでも青池は透明度も高く、水底に沈むブナの大木が見えるほど。湖畔の遊歩道をめぐれば、千変万化の風景が目を楽しませてくれます。
▲青池-
- スタート〜ゴール間を歩いた場合の当社基準による難易度
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- ・難易度:
- ハイキング初級
- ・標高差:
- 約100m以内
- ・実歩行時間:
- 約3時間
- ・歩行距離:
- 約4km
- マザーツリーまで津軽峠〜高倉森コース〜
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▲マザーツリー
- マザーツリー(母なる木)は、津軽峠からほど近くにそびえるブナの巨木。樹齢は400年ともいわれ、間近で見ると、その生命力をひしひしと感じることができます。そしてブナの森を歩き、森林浴を楽しみ、雄大なパノラマを一望。白神山地の魅力を満喫できます。
- スタート〜ゴール間を歩いた場合の当社基準による難易度
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- ・難易度:
- 登山初級A
- ・標高差:
- 約589m
- ・実歩行時間:
- 約4時間
- ・歩行距離:
- 約5.6km
- ミニ白神遊歩道
- 樹齢300年を越えるブナ原生林が鬱蒼と茂り、手軽に世界遺産登録地域と同じような森の景観が楽しめます。
- クマゲラ
- ブナの木だけに巣穴を作る体長45cmほどのキツツキ科の鳥で、天然記念物。白神山地のシンボル的存在です。
- 山に生きるマタギの人々
- ▲山と共に生きる
- マタギとは狩猟を生業とし、冬は熊やカモシカを狩り、春から秋は山菜やキノコ、川魚を採って生きてきた山の民のこと。白神山地では、今も伝統を守って生きるマタギの人々が見られます。
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